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平成18年度 後期常設展  琉球王朝文化の華-漆芸-
「時代とともにあゆむ」

(会期:平成18年10/8~4月上旬まで)


今回の常設展は「時代とともにあゆむ」と題し、琉球漆器の歴史を紹介します。

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■うるし・いろいろ

漆器をかたちづくる芯の部分は素地といい、主に木や竹が使われますが、その他にも布・皮・陶磁器などが使われることもあります。また、漆器の加飾技法には貝を貼り付けたり、金を蒔きつけたりとさまざま種類があります。ここでは素地や技法、産地などさまざまな角度から漆器を紹介します。

朱漆山水楼閣人物箔絵稜花形食籠松径人物堆朱梅形香合
朱漆山水楼閣人物箔絵稜花形食籠松径人物堆朱梅形香合

■16~18世紀の琉球漆器

琉球では、中国の影響を受けて15世紀には漆器制作の高度な技術が存在していたと考えられています。 琉球王国時代の漆器制作は、王府の「貝摺奉行所」によって組織的に行われていました。奉行所は1612年に初めて史料に登場しますが、それ以前からあったと考えられています。

緑漆鳳凰雲点斜格子沈金丸櫃黒漆松下人物螺鈿合子
緑漆鳳凰雲点斜格子沈金丸櫃黒漆松下人物螺鈿合子

■18~19世紀の琉球漆器

この時代には、堆錦技法の画期的な改良がなされ、献上品としても用いられるようになりました。 また貝摺奉行所以外だけではなく民間工房でも、庶民の生活雑器から士族の道具類まで、様々な漆器が量産されるようになりました。

朱漆山水人物箔絵長方膳朱漆山水人物箔絵東道盆
朱漆山水人物箔絵長方膳朱漆山水人物箔絵東道盆

■19~現代の琉球漆器

1879年の沖縄県設置以後、漆器制作を担っていた貝摺奉行所も解体され、民間の工房で漆器が制作されるようになりました。 地元の商人以外にも県外からの寄留商人による大手漆器店が店をかまえ、沖縄県内や日本本土向けの重箱や椀、膳などが制作されました。漆器は沖縄の代表的な産業の一つでした。

朱漆山水楼閣人物堆錦長盆朱黒漆帯切込球型ボンボン入
朱漆山水楼閣人物堆錦長盆朱黒漆帯切込球型ボンボン入

■琉球漆器名品室

琉球漆器の中でも特に優れた作品や歴史的に価値のある作品を展示しています。今回は草花の描かれた漆器に焦点を当てて紹介します。

朱漆花鳥螺鈿箔絵密陀絵机黒漆花円文螺鈿合子
朱漆花鳥螺鈿箔絵密陀絵机黒漆花円文螺鈿合子


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